ミス・グレーゾーン

中途半端な毎日をダラダラと進行中。更新も中途半端です。

今日もまた

今日もまた、会社と家の往復でした。

 

そりゃあもうみごとなまでに昨日と同じ道、電車、電車でいつも隣に並んで来る黒ぶち眼鏡のサラリーマン。このサラリーマンについてはあまりにも毎日隣に来るものだから私のこと好きなのね、でも不倫は、、、、平日だけしか会えず、週末は家族のもとで過ごすあなたを思って涙を流すのね、、、と99パーセントの確信を持って妄想したあげく、たまには違う電車にのって淋しがらせてやるかとわざと一本早い電車に乗ったところ、チラ見すらされず、私の恋のタックルを華麗にかわされた経験があります。

 

くやしいから元の電車に戻したら、今度はそのサラリーマンが1本早い電車に乗るようになりました。もうっ、恥ずかしがり屋さんなんだ・か・ら。

※ちなみに私をストーカーだと訴えることは断固お断りします。

 

こうもね、毎日が同じだとすべての感覚がくるってくるわけですよ。

時間が止まっているようにすら感じるわけですよ。

あれ、私不老不死なんじゃね?!と優越感に浸ってたら、ついこないだ買った定期に印字されてきた自分の年齢を見てあまりに驚いて、駅員さんに機械が壊れてますよって言いに行く寸前で踏みとどまりました。

 

いやー、私もね、通勤とかアフターファイブとかね、盛大に期待してましたよ。

なんだったら、営業に回ってきた人に偶然気に入られてこそっと電話番号渡されて、どうしようって悩むシチュエーションまで想像しちゃってた。

恋心なんてそのへんにゴロゴロころがってて、私も前にも転がってくると信じて疑わなかった。

 

だって周りにはこんなに男性がいるし、私の周りでは知らないうちにカップルが出来てるし、私もそうなるんだとぼーっとしてた。

 

だけど、最近ふと思うことがある。

もしかして恋心ってものすんごい速度でころがっているんじゃなかろうかと。世の女子達はそれを高度なテクニックでつかみ取っているんじゃないだろうかと。しかも一番の女ざかりのその時に。

 

だとしたら、私のところはとっくに通りすぎてる。

通りすぎて、なんだったら苔すらはえちゃってる。

 

私はとぼとぼ来た道を戻って、 途中で力尽きて、転がり損ねた恋心を拾いに行こうと思います。ボロボロになっても、何年かかっても、必ずや見つけ出す所存です。

 

明日も同じ内容を更新するかもしれませんが、頭がおかしいわけでなく、全力で時間をとめようとしている私の努力だと思って暖かく見守ってもらえることが希望です。

 

では、おやすみなさい。